子供にそろばんを習わせたいけど、他の習い事との日程調整が面倒くさいし、天気の悪い日にそろばん教室まで送迎するのは親にとっても負担になります。
実際、そこまでして通わせたい評判の良いそろばん教室が近所にあるわけでもなく、「そろばんって、独学できないの?」と考える親御さんも多くいらっしゃると思います。
そこで、本記事では「子供が独学でそろばんを学習する最適な方法」をお伝えしたいと思います。
- おすすめのそろばん独学方法
- 親が子供にそろばんを教えるメリット / デメリット
- 独学でそろばん検定に合格できるかどうか
そろばんを独学する5つの方法

① そろばんの教本で独学
- 自分に合った学び方を気軽に追求できる
本でそろばんを独学する場合は、そろばんの基本的な使い方から応用テクニックまで学習でき、実際のそろばん操作がイメージしやすいように写真や図解が豊富に用いられている教本を選ぶことが大切です。
また1冊で完結するの教本ではなく、習得レベルに合わせて複数の本でシリーズ化された教本を選ぶことで、自分のレベルやペースに合わせ独学ができるのでおすすめです。
そろばんの独学に本を使うメリットは、本の内容が分かりにくいと感じたら別の本に変えることができ、自分に合った学び方をとことん追求できるところです。
- 質問できない
そろばんを本で学ぶデメリットとしては、正しい姿勢や操作方法が身につかないことです。
そろばんの操作は細かな指の動きが大切ですが、本のイラストや写真から完全にマスターすることは容易ではありません。実際のところ、本人は正しくやっているつもりでも間違っている場合が多く、それを指摘してくれる人がいないことで悪い癖がついてしまうことがあります。
そろばんは適切な姿勢や操作方法を身に付けなければ、計算ミスやスピードダウンに直結するため、そろばん検定を視野にに入れている場合は致命的です。尚、一度ついてしまった癖を正すことも容易ではありません。
以上が、そろばん学習を本を使って独学するメリットとデメリットです。
幼いお子さんの場合は、親御さんがフォローが必要ですね。
② YouTubeのそろばん講座で独学
- 動画で正しい指の操作も確認できる
YouTubeの動画講座を活用してそろばんを独学する方法は、現代でのより具体的かつ効率的な学習スタイルと言えるでしょう。
教育系YouTuberは、多くの人がしのぎを削る激戦区です。そこで活躍するにも、学習コンテンツの量や質はもちろん、ユーザーを飽きさせない工夫がされていています。専門チャンネルも多数存在し、無料の学習リソースとしては質の高いものが揃っている印象があります。
そろばん教本でのポイントと同様に、そろばんの基礎から応用までコンテンツが網羅されているチュートリアル動画を提供しているチャンネルを事前に見極めて学習を進めることが重要です。
動画で指の操作を確認できるので本で学ぶよりも学習効率が良く、インターネット環境さえあればいつでもどこでも自分のペースで学習できるのがメリットです。
- 動画の途中で広告を出さないためにYouTubeの有料プランへの加入が必要
- 質問しても回答を得られないことが多い
YouTubeを使ったそろばんの独学方法のデメリットとしては、YouTubeの有料プランへの加入が必要なところです。広告が入る度に集中力が途切れてしまうのは避けたいですよね。
また、YouTubeチャンネルによって異なりますが、質問を受け付けていなかったり、受け付けていても回答をすぐ得られなかったりする点は留意する必要があります。
③ ゲームアプリで独学
- 最も手軽に始めることができる
- 自発的に楽しみながら取り組めることができる
ゲームアプリを使ってそろばんを独学する方法は、スマートフォンやタブレットにそろばん専用のゲームアプリをダウンロードするだけで、すぐに始めることができる手軽さが魅力です。
学ぶ内容は同じでもゲームとなると子供の食いつきは全然変わってくるのが不思議ですよね。ゲームアプリを使ったそろばん学習は乗る気ではない子供のハードルを下げ、楽しみながら始めてもらえる点が最大のメリットです。
- ゲームの中のそろばんと、実物は乖離がある
- ゲームのシナリオを全て把握(=クリア)しないと教材の良し悪しを判断できない
ゲームアプリ上のそろばんと実物のそろばんとでは、操作の感覚が異なります。
そろばん検定を視野にいれている方は、ゲームと並行して実物のそろばんも使って感覚を慣れさせておく必要があります。しかし子供にとっても面白い作業ではないため、モチベーションが上がらないでしょう。
また、教本やYouTube、eラーニングと決定的に違うところは、実際にゲームを最後までやってみないと子供にとって良い教材かどうかの判断ができないという難点があります。アプリのレビューを鵜呑みにするのも軽率ですし、ゲームコンテンツの良し悪しは親御さんが実際に使ってみて判断することになります。
また、当然ながら質問は受け付けていません。
興味を持たせる取っ掛かりとしては良いのですが、ゲームアプリでは習得は厳しいと思います。

④ 自習型のオンラインそろばん教室(eラーニング)で独学
- 企業や教育のプロが企画・制作し、コンテンツの正確性が担保できている
- 動画で質問したり、定期的な個別指導を受けられるところもある
- そろばんの段位のある先生が質問に回答してくれる
自分のペースで独学したいけど、疑問点は段位のある先生に教えてもらいたい。
そのようなニーズに応えてくれるのが「自習型」のオンラインそろばん教室(eラーニング)です。
周りの生徒を気にすることなく、自宅で自分のペースで学習できる環境でありながら、段位のある先生に個別に質問できるのは自習型のオンラインそろばん教室(eラーニング)の大きな利点です。
コンテンツも視覚や聴覚に訴える豊富な教材やアニメーションで楽しく学べ、クイズなどのゲーム性も取り入れることで飽きることなく学習を継続できるように工夫が凝らされています。
また、企業やそろばん教育のプロが企画・制作を行なっているため、コンテンツの正確性や信頼性は担保されており、教本やYouTubeでの学習でデメリットとして挙がっていた「質問」に関しても、メールやチャット、ビデオ通話を使った定期的な個別指導も行なっているところもあります。
- 教材がしっかりしている分、他の独学方法よりも割高
そろばんの独学としてはベストな形ですが、あえてデメリットを挙げるとすれば、教材がしっかりしている分、他の独学方法よりも割高になってしまうことです。その分、学習効率は上がるのでトレードオフですね。
⑤ オンライン家庭教師に相談して独学
- 相談次第で理想のスタイルでそろばんを独学できる
段位のあるそろばん講師に家庭教師をしてもらう独学方法もあります。
使用する教材は事前の共有しておき、分からないところが出てきたときだけ質問に対応してもらうという進め方にすれば、理想の独学スタイルを確立できます。
- こちらの希望に沿う講師を見つけるのが大変
家庭教師は基本的に教えた時間や回数で収益を得るため、生徒が困ったときだけ呼ばれることを手間に感じる方は多いと思います。逆に生徒がつまずくポイントが分かっているので機械的にフォローするだけで楽だと感じる講師の方もいると思います。
こちらの希望を了承してくれる家庭教師が見つかるかどうかが最大のポイントですね。
親が子供に教えるメリット・デメリット

そろばんは小学校低学年の算数教育にも活用されるほど、子供の脳を育てるのに有効な教材です。
そろばんを習った経験のある親御さんなら、子供には独学させて困ったときに自分が教えることができれば、わざわざ月謝を払ってそろばん教室に通わせなくても良いのでは?と悩むところではないでしょうか。
ここでは、親が子供にそろばんを教えるメリット・デメリットを解説します。
そろばんを親が子供に教える意義とは?
親が子供にそろばんを教える最大の意義は、親子関係を豊かにすることです。
親子二人三脚でそろばん学習に取り組むことで、親子で共に過ごす時間は格段に増えます。
子供は親が直接教えてくれることでモチベーションが上がり、遠慮することなく「分からないことは分からないと言う」ことができます。
親は子供の性格を考慮して時には褒め、また時には厳しさをもって導くことができます。
このようにそろばん学習を親子で取り組むことは、月謝がかからない、送迎の必要がないといった点だけでなく、親子のコミュニケーションを深めれることに意義があります。
親にとって子供の成長を目の当たりにできることは子育ての喜びの1つですよね。
親が子供にそろばんを教えるメリット

メリット①:送迎の必要がない
そろばんを独学で学ぶ場合、特に親が直接教えるという選択をすると、送迎の手間が省けるという実用的なメリットがあります。
そろばん教室に通わせることでプロからの指導を受けることはできますが、その都度送迎をすることは親にとっては結構な負担となります。
そんな中、自宅で自由に学べるということは、親子共々時間の自由度が増すことを意味します。また、子供が集中力を持続する時間帯に合わせてフレキシブルに学習時間を設定することも可能です。
メリット②:月謝がかからない
親が教えるという方法を選択すれば、そろばん教室に通う費用は不要です。
これにより、教材費以外に毎月支払いが必要な月謝を削減することができます。習い事が増えると、教育費は家計に大きな負担となりがちです。そんな負担を軽減しながら、子供の能力を伸ばす道を選ぶことは非常に理にかなった選択と言えるでしょう。
メリット③:時間の制限がない
家庭教育には自由な時間設定が可能であるというメリットがあります。教室に通うような形ではありませんから、特定の時間帯に縛られることなく、子供の様子を見ながら最適な学習時間を追求できます。
子供がリラックスしている時間帯や集中力が高まる時間帯に合わせて学習を行うことができ、無理なく、楽しみながら生活の延長として学習することができます。
その他のメリット
親が直接教えることには他にもメリットがあります。それは、子供の学習過程を直接観察しフォローできるという点です。塾に通わせると聞こえてくるのは「結果」だけであり、そのプロセスを見ることは難しいですが、親が教えることで子供の学び方を見つめ直すことができます。
学びは結果だけではなく、その過程も大切です。ゆえに、その過程を親自身が見ることで、子供の学び方や理解度を把握し、個別の指導を行うことが可能となります。
以上が、親が子供にそろばんを教えるメリットです。経済的負担の軽減、柔軟な学習スケジュール、そして子供の学習過程の把握といったメリットを通じて、質の高い教育を行うことが可能です。
親として、子供の成長を最も近くで見守りたいと考えるのであれば、そろばんの教育を自分自身で行うことを検討してみてはいかがでしょうか。
親が子供にそろばんを教えるデメリット

親が子供にそろばんを教えるという行為には、いくつかのデメリットもあります。
そろばんを独学で学ぶことの難しさだけでなく、親が直接教えることによる問題点を解説します。
デメリット①:親に教えるスキルがない場合が多い
そろばんを親が教えるには、まず自身がそろばんの仕組みや使い方を正確に理解している必要があります。しかし、さらに重要なのは、指導者としての適切な指導法をマスターしているかどうかです。実際には、親自身が十分な教えるスキルを持っていないことが多く、子供に誤った方法を教えてしまい、間違った癖をつけてしまうリスクがあります。
デメリット②:切磋琢磨する友達がいない
学習する上で、同じ目標を持った友だちと一緒に学ぶことの意義は大きいです。親が直接教えることで、子供は親と二人きりで学習する時間が増え、そろばんの学習における「切磋琢磨」が欠けることになります。友達と一緒に学べば、競争心や協調性を養い、学習意欲を刺激します。
デメリット③:「自宅」という環境が集中しにくい
自宅で学習することのメリットは、比較的自由に時間を設定できることや通学時間が必要ないことです。一方で、自宅の環境は学習に集中しにくいというデメリットもあります。テレビの音、家族の会話、ペットの鳴き声など、さまざまな要因が集中力を散らす要因となります。
デメリット④:子供の進捗管理が大変
そろばんは基礎から始まって、習熟度に合わせて教えるレベルを上げて行く必要があります。そのためには全体のカリキュラムを事前に計画する必要があります。そろばん検定を受けるなら受験日から逆算してこのぐらいの時期にどの程度のスキルを身につけさせるべきか考えなくてはなりません。さらに気心知れた親子だからこそ「今日はそろばんしたくない!」といったワガママも出てくる場合も多く、進捗管理は想像以上に親にとって負担が大きくなります。
デメリット⑤:そろばん検定を受験する手続きを自分で行う必要がある
そろばんを学ぶ上での目標として、そろばん検定があります。親が直接指導する場合、このそろばん検定の申し込みや手続きを自分自身行う必要があります。そろばんの技術だけでなく、検定に関する情報も調べ、把握しなければならず、実際のところ面倒です。
その他のデメリット
その他のデメリットとしては、親自身のスケジュールに左右されることや、親子間に生じる学習に関するトラブルも考えられます。親が忙しいと、子供のそろばんの学習時間が犠牲になることもあります。また、親子関係にストレスをもたらす可能性も否めません。そろばん指導が原因で家族の仲も影響を受けてしまいます。
以上が、親が子供にそろばんを教えるデメリットです。
これらを踏まえ、適切な学習方法を選択することが子供のそろばん習得にとって重要となります。
そろばんを独学したい理由から探る「ぴったりの学習方法」の見つけ方

独学でそろばんを学びたい理由から適切な学習方法を探ることが、上達への近道です。
以下に、独学したい理由ごとの学習方法を探るヒントを提供します。
理由①:通学が難しい

自宅の近くに評判の良いそろばん教室がなかったり、親御さんの送迎が難しいという理由で「独学」を選択しようとしている方もいらっしゃると思います。
いわゆる「立地」に関する問題は、実店舗のそろばん教室に通うのではなく、オンラインそろばん教室 や eラーニング を利用することで解決できます。
そろばんの独学はメリットよりデメリットが大きいため、極力さけたい選択です。
理由②:自分のペースで進めたい

自分のペースで進めたいという理由を深掘りすると、『他の生徒のペースにあわせたくない』『他人の目が気になる』『自分にあった方法で指導してほしい』という気持ちが根底にあると思います。
この場合、大勢の生徒が一斉に受講するスタイルではなく、マンツーマンの個別指導をしてくれるそろばん教室がおすすめです。
自分のペースで学習を進められるYouTubeや書籍を使った独学では、目標設定やゴールまでのスケジュール調整やカリキュラムを自己管理する能力が相当たけてないと難しいことです。独学は疑問点をリアルタイムに解消できない非効率さも大きな課題ですね。
また、「自分のペースで」という部分を重要視するならば、教室に通うそろばん教室よりも授業を受ける日時に自由度があるオンラインタイプのそろばん教室がおすすめです。
理由③:続けられるか不安

続けられるか不安という理由で、とりあえず独学で試してみようと思っている場合は、そろばん教室の体験入学を試すことをおすすめします。
最初のとっかかりとしてはハードルの低い「そろばんのゲームアプリ」を試してみるのも良いですが、つまらない印象を与えてしまった場合は軌道修正が逆に面倒なため、楽しくそろばんを学ばせてくれることで定評のあるオンラインそろばん教室の無料体験に参加してみると良いでしょう。
また、実店舗のそろばん教室でも無料体験を実施していますが、オンラインそろばん教室なら教室まで出向く必要もありませんし、営業トークを聞かされるリスクがないのでおすすめです。
理由④:費用をかけたくない

費用をかけたくないのが理由で、そろばんの独学を検討している場合は、注意が必要です。
そろばんの独学はメリットよりデメリットが大きく、そろばんの習得や検定合格といった目的達成には遠回りになってしまう可能性が高いです。お金を安くできても、時間がかかってしまい、習熟度も低い状態では意味がありません。
親が教える場合もデメリットが多く、お金をかけないことにフォーカスしすぎると全く意味のない習い事になってしまう可能性もあります。
どうしても月謝を安く上げたい場合は、そろばんを応用した暗算学習法をアプリで学ぶ そろタッチ や 先生に質問することもできるeラーニングとして評判の高い おおぞらパス
がおすすめです。( 月額 3,980円って安い! )
初心に立ち返って、「なぜそろばんを習おうと思っているのか」、「子供にどのような成長を期待するのか」という本来の目的を見失わないように気をつけましょう。
独学でそろばんを習得する3つのコツ
そろばんの独学にも様々な方法があることをお伝えしてきました。
本章では、独学でそろばんを習得するコツをご紹介します。様々な理由で「そろばん教室」に通うより「独学」を選びたい方は、以下のコツを意識して効果的な学習を進めましょう。
独学のコツ①:そろばん学習の進め方
そろばんの基本的な操作から始め、少しずつ複雑な計算へとステップアップしていきましょう。最初は時間がかかっても、焦らずにコツを掴むことが大切です。定期的に復習を行い、知識と手の動きを体に定着させることが重要です。
親御さんが子供にそろばんを習わせたいと思っていても、お子さんが乗る気でない場合は、ゲームアプリからそろばんに興味を持ってもらい、オンラインそろばん教室の無料体験を受けてるなど、段階的に子供の興味・関心を醸成していくことも大切です。
独学のコツ②:目標設定と自己管理
独学に失敗する多くの例は、目標設定のミスや自己管理の破綻です。人生経験のある大人でも独学の難しさを痛感している方、挫折経験のある方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
独学でそろばんを学習するなら明確な目標と目標と達成するまでの道のりを自己管理してく必要があります。子供だけでは到底不可能ですので、大人が随時サポートしてあげる必要があります。
独学のコツ③:親子で楽しみながら進める
子供が独学でそろばんを勉強しているなら、ぜひ親御さんも一緒になって取り組んであげましょう。親が積極的に関わることで子供のモチベーションを保つことができます。
また計算が必要なものは一緒にやったり親が子供にクイズ形式で問題を出したりと、私生活の中でそろばんを定着させていくのも飽きることなく独学を続けられるコツになります。
そろばん検定は、独学で合格できる?

そろばんの検定に独学で合格することは不可能ではありません。
多くの人がそろばん教室で指導を受けますが、独学で合格する例も珍しくありません。
重要なのは、そろばんに対する熱意と正しい学習方法です。
日々のそろばん学習はもちろんのこと、試験本番を想定した問題集や模擬試験に取り組み、出題内容や制限時間、問題数を事前に把握することで独学での合格率を上げることができます。
そろばん検定対策① 試験問題の見本
日珠連(日本珠算連盟)の公式サイトでは、検定試験問題の見本をPDF形式でダウンロードできますので、印刷して本番さながらの模擬試験を自宅で実施することができます。
そろばん検定対策② オンライン模擬試験
また、元気そろばん教室が自宅で受ける新感覚の模擬試験として、「全国オンライン珠算模擬試験」というものを開催しており、楽天市場で受験料を支払うことができます。
【楽天市場】 全国オンライン珠算(しゅざん)模擬試験そろばん検定対策③ 試験問題集の本
さらに、日本商工会議所主催の珠算能力検定と「まなぶてらす」主催のオンライン珠算検定に完全対応した以下の問題集に取り組むことで自信とスキルが身につくため、日々のそろばん学習と並行して取り組みたい一冊です。
そろばんの独学経験者からのアドバイス
子供のそろばん学習を独学させている親御さんからのアドバイスをご紹介します。

親が教える独学から個別指導教室へ
30代 / 主婦
私はそろばんが得意なので、自分の子供には独学させて、分からないところは親がサポートしようと思っていたのですが、なかなかうまくいきませんでした。
試しに オンラインのそろばん教室の「よみかきそろばんくらぶ」の体験レッスンに参加したことをきっかけにマンツーマンの個別指導コースに通っています。
私は独学させたかったけど、今では子供のモチベーションが上がる教室に通うのが一番だなと思っています。

マイペースな我が子にはeラーニングがぴったりでした
30代 / 主婦
近所のそろばん教室に通わせてみたものの、他の生徒と競い合う感じが子供の性格的にあわず、個別指導をしてくれるそろばん教室を探してみたのですが… どこも月謝がお高い!
いろいろ探した結果、独学タイプのオンラインそろばん教室(eラーニング)の おおぞらパス で学習しています。他の生徒のことも気にならず、自分のペースで学習できるところが気に入っているようです。
eラーニングでありながら、動画でも質問できて、そろばん十段のすごい先生が回答してくれるので安心です。
私がそろばんの独学をおすすめしない理由

独学のメリットとデメリットを天秤にかけたとき、私はデメリットの方が大きいと感じています。
- 送迎の必要がない
- 月謝がかからない(教材費は必要)
- 自分のペースで学習を進められる
- 他人を意識しなくて済む
- 親は子供の成長を見守ることができる
- 疑問点をすぐに解決できない
- 間違った操作方法や姿勢を正す人がおらず、知らないうちに悪い癖がつく
- モチベーションの維持が難しい
- 目標設定や反復練習など自己管理が難しい
- 自宅に集中できる学習環境を作るのが難しい
最も大きいデメリットとては、疑問点をすぐに解決できないことです。これはモチベーションや学習効率を大きく阻害する要因になります。
どうしても「独学」にこだわる方は、eラーニング教材でありながら、先生に電話やメール、動画で質問できる独学タイプのオンラインそろばん教室「おおぞらパス 」( 月額 3,980円って安い! )」をおすすめします。
また、子供1人で独学できるほど自己管理能力はないので、コツコツ地道に反復練習が必要なそろばん学習のモチベーションを維持することや検定試験に向けたカリキュラムなど、親御さんのサポートがかなり必要になるでしょう。
以上のことから、私はそろばんは独学よりも教室に通う派で、オンラインそろばん教室が最もが合理的だと考えています。
おすすめのそろばん教室の記事もありますので、ぜひそちらの記事もチェックしてみて下さいね。

対象年齢 | 「上の玉ひとつで5」と認識できればOK(年齢不問) |
学習スタイル | 録画された動画の授業を見て独学 |
授業 | 自分のペースで好きな時間に学習できる |
振替制度 | ◯(動画見放題のため振替手続き不要) |
入会費 | なし |
月謝 | 3,980円(そろばん・テキスト代・テキスト郵送費を含む) |
そろばん | ◯(無料プレゼント) |
その他の費用 | なし |
検定試験 | ×(受験できない) |
無料体験 | ◯ |
- 最上級の1級より上位に位置する「十段」の指導を受けられる
- スケジュール調整不要で自分のペースで学習できる
- 月謝以外の費用不要で、他のオンラインそろばん教室よりも安い
\ 日本一「そろばん十段」の指導 /
無料体験してみよう!
対象年齢 | 3歳以上 |
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学習スタイル | オンラインレッスン(先生の授業をリアルタイムに受講) |
完全個別指導 | ◯ |
授業回数 | 指導枠月3回 + 特訓枠月2回 + 検定枠月1回 ※ 指導枠:インプット学習 ※ 特訓枠・検定枠:アウトプット学習 |
授業時間 | ・幼児クラス :40分/回 ・小中学クラス:50分/回 |
授業枠 | 6:00〜20:35開始の授業を選択可能 【プランA】平日の朝8:40から17:35開始 【プランB】平日の朝6:00から19:35開始 【プランC】平日・土曜の朝6:00から20:35開始 |
振替制度 | ◯(気分が乗らなかったという理由でも振替OK) |
入会費 | 11,000円(早割・家族割などの割引特典あり) ・早割で入会費6,600円割引 ・早割+家族割で入会費1,100円割引 |
月謝 | ・グループ個別(定員4名): 4,400円 ・セミ個別(定員2名):8,800円 ・完全個別(定員1名):18,700円 |
そろばん | ・タッチデバイスを利用した無料アプリを使うことができる ・教室で購入できる |
その他の費用 | ・月事務費:1,100円 ・協会費 :2,200円(年間) ・教材費 :4,400円(年間) ・年間12回受検できる検定セット:3,960円(年間) |
検定試験 | ◯ 受験できる(一般社団法人日本珠算協会の検定) |
無料体験 | ◯ 何度でもOK |
- 講師は育児経験者のため、安心して任せられる
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- 授業を受けても集中できなかった場合は、柔軟に振替できる
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両手でそろばん!特許技術の未来型そろばんアプリ

アプリ名 | そろタッチ |
---|---|
対応機種 | iPhone・Android |
料金 | 有料 |
受賞 | ・日本e-Learning大賞の頂点となる「最優秀賞」 ・キッズデザイン賞受賞(2018年) |
そろタッチは、特許技術とママ目線で作られた優れたUXで高い学習効果が得られるそろばんアプリです。既に世界15カ国で導入され、さまざまなアワードを受賞しています。
タブレット上のそろばんを両手を使って操作する様は、これまでのそろばん教室のイメージを覆すインパクトがあります。アプリで暗算が得意になるのなら、大人からでも始めてみたいなと思いますね。
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