近年、子どもの学習にデジタル教材を取り入れる家庭が増えています。
その中でも、口コミの評判が良い「そろタッチ」は、そろばん式の暗算トレーニングをタブレットで実践できる教材として支持されており、そろばん教室と並んで高い人気を集めています。
そろばん教室と違う点は、そろタッチに取り組むには「タブレット端末」が必要なことです。
そろタッチは暗算に特化することで、最短2年で暗算検定1〜3級レベルに到達することが可能です。
つまり、トータルの学習期間を考えると、約3年は安心して使えるタブレットを選ぶ必要があるのです。

実はそろタッチは、すべてのiPadやAndroid端末で動作するわけではありません。
今は対応していても、古い機種だと翌年以降サポート対象外になるケースもあり、結果的に買い替えコストが二重にかかってしまうこともあります。
そのため、次のような疑問を持つ方が非常に多いのです。
- 今うちにあるiPadで、そろタッチはちゃんと動く?
- これから買うなら、どのiPadを選べば良い?
- 最新モデルは高いから、中古でも大丈夫?
- iPadのレンタルもあるけど、どっちが得なの?
こうした不安や疑問を解消するために、この記事では2025年時点の最新情報をもとに、以下の内容をわかりやすく整理しました。
- そろタッチ対応のiPad・Android機種一覧
- 新規購入・買い替え時の注意点
- 中古・レンタルを選ぶ際のポイント
- できるだけ安く、長く使える端末選びのコツ
これからそろタッチを始めたい方も、すでにiPadをお持ちの方も、ぜひこの記事を参考に、失敗しない端末選びを進めてください。
おすすめの iPad
【結論】今からそろタッチを始めるなら、このiPadがおすすめ!

iPadといっても、iPad / iPad Air / iPad mini / iPad Pro と、さまざまな種類がありますよね。
その中でも、「そろタッチ」におすすめのモデルを各種ピックアップしました。
- そろタッチの「動作保証端末」であること
- そろタッチの推奨する「11インチ以下」の画面サイズであること
- そろタッチの学習期間を「3年間」と仮定
- iPadのサポート期間を発売から「7年間」と仮定
- そろタッチ開始から3年間は、サポートが終了しないiPadを選定
そろタッチの「動作保証端末」で、推奨する画面サイズ「11インチ以下」あることは大前提です。
そして、そろタッチの学習期間を「3年間」、AppleによるiPadのサポート期間を「7年間」と仮定し、そろタッチ開始から3年間は、サポートが終了しないiPadを選びました。
算出方法の詳細は、こちらで詳しく解説します。
そろタッチにおすすめのiPad(モデル別)
iPad(A16)
iPad Air(M2)/ iPad Air(M3)
iPad mini(A17 Pro)
おすすめ
iPad Pro(M4)/ iPad Pro(M5)
合わせて買っておきたいもの
保護フィルム
保護フィルム&耐衝撃ケース
そろタッチの公式見解
そろタッチにお問い合わせしてみたところ、以下のように丁寧な回答をいただけました。(しかも、すぐに!)
そろタッチの動作保証端末(公式)

タブレットの「空き容量」
そろタッチのアプリ自体は「1GB」程度ですが、端末のストレージに余裕がないと学習できないことや、アプリをアップデートできない場合があるため、常に「3GB」程度の空き容量があると学習がスムーズにいきます。
サポート外のOS
以下のOSに、そろタッチは対応しておりません。
そろタッチ対応OS(iPadOS)
iPadOS13.0以上 (2027年1月以降は、iPadOS16.0以上)
- 2027年1月公開アプリから、必須環境がiPadOS16.0以上になります
- 2027年1月以降、iPadOS16.0以上に対応していない端末(第2世代iPadAir、第4世代iPadMini)は使用不可
| 機種名 (動作するiPadOS) | 動作保証端末 (最新及び1つ前のバージョン) | 利用可能端末 (左記以外) |
|---|---|---|
| iPad | 第7世代~、A16 | 第5世代、第6世代 |
| iPad Air | 第3世代~、M2、M3 | 第2世代 |
| iPad mini | 第5世代~、A17 Pro | 第4世代 |
| iPad Pro | 11インチ:第1世代~、M4 12.9インチ:第3世代~ 13インチ:M4 | 9.7インチ 10.5インチ 12.9インチ:第1世代、第2世代 |
- 端末購入をお考えの場合は、スペック的な観点から、できるだけ新しい端末のご購入をお奨めします。
- 記載の端末でも一時的に正常に起動しない場合は、アプリや端末の再起動、メモリ開放、空き容量の確認等をお試しください。
- 本内容はアプリやOSのアップデート等により、随時変更しています。
- 端末の追加予定についてはお答えできません。
画面サイズが大きいことから、12.9、13インチは、非推奨 です。
公式サイトでは、iPadOSのバージョンを「動作保証端末」、「利用可能端末」、「利用不可端末」に分類し、サポート終了に関するPDFファイルをダウンロードすることができます。
そろタッチ対応OS(AndroidOS)
動作確認は、Google Pixel Tabletで行っています。
端末購入をお考えの場合は、以下必須環境を満たす端末をお選びください。
| メーカー | 必須環境 (以下全ての条件を満たす必要があります) | 推奨スペック |
|---|---|---|
| Lenovo NEC SAMSUNG その他 | 64bitCPU(ABI:arm64-v8a) マルチタッチ対応ディスプレイ(4点以上) オーディオスピーカー、マイク、カメラ Android10.0以上(GoEditionは非対応) | メインメモリ4GB以上 ディスプレイサイズ8~11inch 10点マルチタッチ |
| ※ 必須環境を満たしていても、一部の端末ではご利用できない場合がございます ※ CPUが64bit対応でもABIが64bitに対応していない端末は非対応になります ※ CPU及びABIの64bit対応状況については端末のメーカー様、またはご購入元へ確認をお願いします | ||
- 記載メーカーの端末でも一時的に正常に起動しない場合は、アプリや端末の再起動、メモリ開放、空き容量の確認等をお試しください。
- 本内容はアプリやOSのアップデート等により、随時変更します。端末の追加予定についてはお答えできません。
- 2025年9月現在、教室用アプリ:そろルームのAndroidOS対応時期は未定です。
Androidよりも、「iPadが推奨」される理由とは?
そろタッチ公式サイトでは、学習の安定性と操作性の観点から「iPadでの利用を推奨」と明記されています。
3つの理由
- 動作確認・互換性が保証されている
Apple製品は機種とOSの統一性が高く、そろタッチの動作確認もiPad中心で行われています。一方、AndroidはメーカーごとにOSがカスタマイズされており、インストールできない端末もあると公式に注意書きがあります。 - タッチ操作の反応が速く、学習効率が高い
研究でもiPadはタップ反応の遅延が短く、指の動きに正確に追従します。暗算練習のような素早い操作を必要とする学習では、このレスポンス性能が効果的です。 - OSサポートが長く、端末を長く使える
iPadOSは5〜7年にわたりアップデートが続く一方、Androidは2〜3年でサポート終了となる機種が多く、長期利用には不安が残ります。
iPadとAndroidの比較
| 項目 | iPad | Android |
|---|---|---|
| 動作確認・互換性 | 公式で推奨・確認済み | メーカー差で不安定 |
| タッチ反応 | 高速で正確 | 機種により遅延あり |
| OSサポート期間 | 約5〜8年 | 約2〜3年(メーカー依存) |
| 学習アプリ最適化 | 高い(統一環境) | ばらつきが大きい |
総合的に見ると、iPadは学習アプリとしての安定性・操作性・耐用年数のすべてで優れており、そろタッチの運営者も、生徒が「そろタッチの学習で余計なストレスやトラブルを感じることなく、安心して学習に集中できるように」という思いから、詳細な推奨端末を公開しているのだと感じます。
こうした丁寧な情報発信からも、運営企業の誠実な姿勢が伝わってきます。
【iPadを購入する人】そろタッチに最適なiPadの選び方
最新モデルのiPadを買う人

画面サイズが大きいことから、12.9、13インチは、非推奨 です。
iPadの最新モデルを購入する方は、推奨されているモニタサイズを選択する以外は、特に注意すべき点はありません。
iPad(A16)
iPad Air(M3)
iPad mini(A17 Pro)
iPad Pro(M5)
ただし、iPadの新モデルが間もなく登場することがわかっている場合は、どうせなら発売を待ちたいところですよね。そのようなときには、iPadのレンタルサービスを上手に活用するのがおすすめです。
たとえば、「最新モデルが欲しいけれど、発売はまだ2〜3ヶ月先」という状況なら、その期間だけレンタルでつなぐ方法が現実的です。短期間だけ借りて使えば、無駄な出費を抑えつつ、発売後にスムーズに最新モデルへ乗り換えることができます。
古いモデルや中古のiPadで安く買いたい人

画面サイズは、11インチ以下
そろタッチ学習では、12.9、13インチは、非推奨 です。
11インチ以下を選ぶように注意しましょう!
耐用年数と学習期間にご注意
iPadは発売から5〜7年経過すると、Apple社のサポート対象外となり、最新のOSにアップデートできなくなります。
そろタッチは、安全かつ快適に学習できる環境を提供するアプリのため、Apple社のサポートが切れた古いOSは動作保証外となるため、サポート切れのiPadで学習を続けることは困難です。
そのため、そろタッチの学習期間中はApple社のサポート対象外とならないiPadを選ぶ必要があります。
そろタッチの学習期間中は、Appleのサポート対象外とならないiPadを選ぶこと。
そろタッチは、順調に学習に取り組み続けれた場合、「約2年でUステージまで到達できる」というカリキュラムの基本設計があります。
しかし、誰もが順調に行くとは限りませんし、Uステージの上には「Xステージ」というさらなる暗算の高みを目指せる最終ステージが存在します。
そのため、そろタッチの学習期間を「約3年間」と見積もるのが妥当です。
つまり、そろタッチの学習開始から3年後までAppleのサポートが切れないiPadを選ぶことが大変重要なポイントになります。
iPadの発売から5〜7年経過するとサポート対象外となるため、仮に「発売から7年」でサポート切れになると仮定すると、4年前以降に発売されたiPadを購入すれば安全という計算になります。
各モデルごとに、iPadの「画面サイズ」や「発売日」、「サポート終了の目安」を一覧にまとめましたので、下記の表を参考にしてみてください。
| モデル | 画面サイズ | 発売日 | サポート終了(目安) |
|---|---|---|---|
| iPad A16 | 11.0 インチ | 2025年 03月 | 2030〜2032年頃 |
| iPad 第10世代 | 10.9 インチ | 2022年 10月 | 2025〜2029年頃 |
| iPad 第9世代 | 10.2 インチ | 2021年 09月 | 2026〜2028年頃 |
| iPad 第8世代 | 10.2 インチ | 2020年 09月 | 2025〜2027年頃 |
| iPad 第7世代 | 10.2 インチ | 2019年 09月 | 2024〜2026年頃 |
| モデル | 画面サイズ | 発売日 | サポート終了(目安) |
|---|---|---|---|
| iPad Air 第7世代(M3) | 11.0 インチ | 2025年 03月 | 2030〜2032年頃 |
| iPad Air 第6世代(M2) | 11.0 インチ | 2024年 05月 | 2029〜2031年頃 |
| iPad Air 第5世代 | 10.9 インチ | 2022年 03月 | 2025〜2029年頃 |
| iPad Air 第4世代 | 10.9 インチ | 2020年 10月 | 2025〜2027年頃 |
| iPad Air 第3世代 | 10.5 インチ | 2019年 03月 | 2024〜2026年頃 |
| モデル | 画面サイズ | 発売日 | サポート終了(目安) |
|---|---|---|---|
| iPad mini A17 Pro | 8.3 インチ | 2024年 10月 | 2029〜2031年頃 |
| iPad mini 第6世代 | 8.3 インチ | 2021年 09月 | 2026〜2028年頃 |
| iPad mini 第5世代 | 7.9 インチ | 2019年 03月 | 2024〜2026年頃 |
| モデル | 画面サイズ | 発売日 | サポート終了(目安) |
|---|---|---|---|
| iPad Pro M5 | 11.0 インチ | 2025年 10月 | 2030〜2032年頃 |
| iPad Pro M4 | 11.0 インチ | 2024年 05月 | 2029〜2031年頃 |
| iPad Pro 第4世代 | 11.0 インチ | 2022年 10月 | 2025〜2029年頃 |
| iPad Pro 第3世代 | 11.0 インチ | 2021年 05月 | 2026〜2028年頃 |
| iPad Pro 第2世代 | 11.0 インチ | 2020年 03月 | 2025〜2027年頃 |
| iPad Pro 第1世代 | 11.0 インチ | 2018年 11月 | 2023〜2025年頃 |
バッテリー劣化に注意
中古のiPadは、バッテリーが劣化しているケースが多いです。
もし、iPadのバッテリー交換をするなら、約15,000〜30,000円 程度の費用がかかるため、iPadの本体を安く買っても結果的に高くつくことがあります。
- 長時間使うとすぐバッテリーが切れる
- 充電ケーブルを挿しっぱなしでないと動作しない
とはいえ、Amazonなどのネットショップの場合はバッテリーの劣化については不明です。中古商品を手広く取り扱っているネットショップで購入するか、バッテリーの劣化が気になる場合に「返品対応」をしてくれるかどうかを確認してから購入するようにしましょう。
- 中古商品を手広く取り扱っているネットショップで購入する
- バッテリーの劣化が気になる場合に「返品対応」をしてくれるショップで購入する
おすすめのiPad中古ショップ
中古のiPadを購入するなら、安心して選べるお店を利用することがとても大切です。
とくに「ゲオオンラインストア」は、全国に1,000店舗以上を展開するゲオの公式通販サイトのため、品質管理やサポート面の安心感があります。中古iPadのラインナップが豊富で、状態の良い端末を探しやすいのも魅力です。
さらに、2,000円以上の購入で送料無料になるため、気に入ったモデルを見つけたらそのまま手軽に購入できます。
以下のリンクから在庫状況や価格をチェックできますので、中古でiPadを検討している方はぜひ参考にしてみてください。
iPadをレンタルしたい人

iPadを持っていない人はレンタルがおすすめ!
そろタッチを始めてみたいけれど、「続くかわからない」「子どもが興味を持つか不安」という方も多いでしょう。
そのような場合は、まず iPadをレンタルして1か月だけ試してみる のがおすすめです。
そろタッチは、「初月無料」のため、レンタル期間中に思う存分使い倒せます。実際、2週間ほど取り組めば、お子さんがそろタッチに向いているかどうかの手応えが感じられるはずです。
まだ続くかわからない段階でiPadを購入するのはリスクがありますし、「高いiPadを買ったんだから続けなさい!」と親に言われるのも、子どもにとってはプレッシャーになります。
まずはiPadをレンタルして、そろタッチを続けていけそうなら購入する流れが安心です。
iPadのおすすめレンタルショップ「ゲオあれこれレンタル」
そろタッチを気軽に試すなら、信頼できるレンタルサービスを選ぶことも大切です。
iPadをレンタルできるサービスはいくつかありますが、やはり「ゲオあれこれレンタル」は店舗運営で長年実績のあるゲオが提供しているため、初めての方でも安心感があります。在庫数が安定しており、モデルも豊富なため、お試し利用にぴったりです。
以下のリンクから最新の料金や取り扱いモデルを確認できますので、そろタッチに最適なiPadを探してみてください。気になる端末があれば、そのままスムーズにレンタルできます。
【iPadを持っている人】そろタッチで使えるか確認
- iPadの「設定」をタップ
- 「一般」>「情報」の順にタップ
- 「情報」画面で、iPadOSバージョンと機種名を確認
| 機種名 (動作するiPadOS) | 動作保証端末 (最新及び1つ前のバージョン) | 利用可能端末(左記以外) | 補足 |
|---|---|---|---|
| iPad | 第7世代~、A16 | 第5世代、第6世代 | |
| iPad Air | 第3世代~、M2、M3 | 第2世代 | 画面サイズが大きいことから、13インチモデルは非推奨 ※ iPadAir第2世代は2027年1月以降ご利用できなくなります |
| iPad mini | 第5世代~、A17 Pro | 第4世代 | ※ iPadMini第4世代は2027年1月以降ご利用できなくなります |
| iPad Pro | 11インチ 第1世代~、M4 12.9インチ 第3世代~ 13インチ M4 | 9.7インチ 10.5インチ 12.9インチ 第1世代、第2世代 | 画面サイズが大きいことから、12.9、13インチモデルは非推奨 |
古いiPadでも、今はアプリが起動する場合がありますが、「動作する」と「長く使える」は別の話です。
例えば、「iPad Air 第2世代」・「iPad mini 第4世代」は、2027年1月以降に利用できなくなると公式サイトより発表がされています。
今は使えるけど、もうすぐ使えなくなる可能性が高いiPadをお使いの場合は、注意が必要です。
まとめ

そろタッチの学習におすすめのiPad
おすすめの iPad
そろタッチの端末選びで失敗しない5つのポイント
① 画面サイズは11インチ以下を選ぶこと
大きすぎる画面(12.9インチ以上)は操作しづらく、公式も非推奨。
② OSサポート切れを考慮してモデルを選ぶこと
学習期間3年+OS寿命5年を逆算すると、第10世代以上が最適ライン。
③ AndroidではなくiPadを選ぶこと
公式の動作検証・安定性・OS更新期間を考えると、iPadが明らかに安心。
④ 中古購入やレンタルは“保証のあるショップ”を使うこと
バッテリー劣化は避けられないため、交換・返却サポートの有無が重要。
⑤ 耐衝撃ケースと保護フィルムは必須装備
落下・癇癪・衝撃から端末を守るため、購入と同時に揃えておくのが正解。
そろタッチを快適に続けるためには、学習期間(3年)+OSサポート期間(5年)を見越した端末選びが欠かせません。
2025年から新たにスタートするなら、動作の安定性・耐久性・コスパのすべてを兼ね備えた iPad 第10世代以上が最適解です。
正しいiPad選びと周辺アイテムの準備を整えておけば、安心して長くそろタッチに取り組むことができます。
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そろタッチは「一人でコツコツ進める学習アプリ」というイメージが強いですが、実際には家庭ごとのやり方や取り組み方によって、学習効果や継続しやすさが大きく変わります。
特に、実体験ベースの「兄弟姉妹での利用」や「大人の挑戦」といった家庭のリアルな声は、これから始める方に参考になるのではないでしょうか? 以下のリンクより記事を読んでみてください。



